4月の新刊のご案内(クィア的紀行)
李琴峰『虹はいまだ旅の途上』(柏書房、2026年4月)などのご案内です。
天野潤平
2026.03.24
読者限定
岩波書店から出ている『国境廃絶論』(グレイシー・メイ・ブラッドリー+ルーク・デ・ノローニャ/梁英聖+柏崎正憲 訳)を今さら読み進めているのですが、昨晩、以下のくだりを読んで思わず湯船に沈みそうになりました。
代々の権威主義的政権にとって、人権とは国家安全保障に対する障害物にすぎない。
同書108頁
[...]永続的戦争および日常の安全保障化という文脈のなかでは、権力分立、法の適正手続きを受ける権利、基本的な自由権の尊重といったリベラルな諸原理を守ろうというまったく臆病な議論ですら、いまや相当にラディカルなものに聞こえてくる。
同書110頁