おゆき堂通信vol.1

2026年1月30日に発行された「おゆき堂通信」のWEB版です。
天野潤平 2026.02.07
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はじめまして。おゆき堂と申します。このたび往来堂書店さんのひと棚をお借りし、本を売らせていただくことになりました。普段は出版社で書籍編集の仕事をしています。本屋さんに足を運ぶたびに、自分の担当した本は置いてあるかな? 売れてるかな? と気になってしまうし、平積みされた新刊が全然減っていなかったり、返品されていることに気づけば人並みに凹んだり、もはや編集者ではない状態で本屋さんを訪れていた頃がまったく思い出せません。かなしいですね。

と、そんなことはどうでもよく、往来堂さんといえば「文脈棚」。それなりの期間編集の仕事をやっていると、その編集者なりの文脈というものが自然発生してくるものでして、私にもそういう文脈があるわけです。でも当然、一つ一つの新刊は出る月はおろか年も異なるため、店頭では「編集者の文脈」というものは見えづらい(「売れっ子」編集者になると、その人が編んだ本でフェアが組まれたりもするのでわかりやすいかもしれませんが、そんなのは一握りでしょう)。

そこでいっちょ棚をお借りしてみようと思ったわけです。私という編集者の文脈をわずかでも感じ取ってもらうために。

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